亡き妻との約束、「ミニ・タージマハル」 

インド北部のBulandshahr。
ここに今、世界中から注目を集める建物があります。

それがコチラ。
Photo by Barcroft Media/アフロ

この建物、見覚えがある人が殆どかもしれません。
そう、インドを代表する建造物、「タージマハル」とソックリなのです。
(本物のタージマハル) Photo by アフロ

大きさ約15メートル四方の「ミニ」タージマハル。
一体誰が、どんな目的で建てたのか・・・?

そこには心温まるストーリーが。


この小さなタージマハルを建てたのは、
この町に住んでいる77歳のインド人男性、Faizul Hasan Kadariさん。

彼が家宝を売り、年金まで費やして建設を進めた理由、
それは、2011年12月に先立たれた妻とのある「約束」だったのです。
Photo by Barcroft Media/アフロ

実は、彼らは子宝に恵まれず、夫婦2人で暮らしてきました。
そして、妻が亡くなる間際、こんな事を口にしたといいます。

「このままでは私たちは忘れ去られてしまう・・・」

この言葉を胸に、Faizul Hasan Kadariさんはある決断をします。

「皆の記憶に残るものをつくろう!!」

そして、長い年月と多額の費用をかけ完成したのがこの小さなタージマハルだったというわけです。
Photo by Barcroft Media/アフロ

今でも奥さんの写真が飾られています。
Photo by Barcroft Media/アフロ

このニュースはインド国内だけではなく、世界中で話題となり、
2人の存在は世界中の人の心に刻まれました。

ちなみに、この建物には妻の名前が刻まれているそうです。

77歳の男性が起こした小さな奇跡。
2人の思い、そして名前は、この建物と共に永遠に語り継がれていくことでしょう。
Photo by Barcroft Media/アフロ